2025年釣行記(68) – AJ&TC

2025年 Ajing Touching 釣行記

日 時:10月17日(金) 17:30~21:00
潮回り:若潮
(↓) 140→103cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジア x 9、タチウオ x 0
同行者:KMIさん

台風22号の軌跡をなぞる様にして首都圏に接近して来た台風23号の影響で、今週前半の釣行はお休み。そして週の後半の状況だが、この日は久し振りに快晴の予報になったが風は生憎の北東からの3m/sで、条件は余り良くない。しかし、この日、釣行しなければ今週は完全休業になる。まぁ、八十路を目前にして釣りに行かない週があっても良いのだが、来週は雨勝ちの予報で傘マークがついていないのは週の後半の木曜と金曜の2日だけ。となると、悪くすると2週続けて休まなければならない惧れがある。
と云う訳で、風向きは今一つだが、3m/sなので何とかなるだろうと出掛けることにした。

17:10頃、現地に到着。
岸壁には入り口中央付近水道前に先行者が入っているが、幸運にも最奥は空いていたので、迷うことなく最奥を確保してKMIさんを待つことにした。

今回は、先ずアジを釣って余裕があればタチウオに切り替えるプランで、XSC-59ST-ProのロッドにAldebaran BFS XGのリール、1.0gのJHを組み合わせて、17:30頃、アジングを開始。
そして、その1投か2投した所で、KMIさんがノッシノッシと登場。
KMIさんは、この日は刀狩りに集中するとのことで、テンヤの準備をして直ぐにキャスティングを始めた。そこで、小生もいつでも切り替えられる様に刀狩りの準備を整えておくことにしたのだが、フト気が付くと先行者の姿は消えていて、KMIさんは直ぐに空いた入り口に移動。結局、KMIさんと小生の貸し切りになった岸壁の入り口最奥の両端に別れての釣りとなった。

季節は進んでこの日の日没時刻は17:04。
すっかり暗くなった海に向かってキャスティングを繰り返したが、風向きがクルクルと変わってやり難い。その風もどちらかと云うと右方向からの南寄りの時間帯が長い印象で、加えて潮も右から左に稍強めに流れていて1.0gのJHではどうしようもないので、直ぐに1.3gのJHに替えて凌いだ。
そして、斜め右前方、正面、斜め左前方とキャストする方向を扇状に変えてアジの居場所を探したが、コツリとも来ない。実釣を開始してからそれ程時間が経っていないにも拘らず、雨、強い横風、強い潮の流れに悩まされて貧果に終わった前回のKMI’sのことが脳裏に浮かんで来る。所が、そう思う一方で何とかしなければ・・・
と云う訳で、一段深い泳層を探ってみることにして同じ様に扇状にキャストして探っている時、その何投目かのこと。竿下にまで戻って来たJHを回収せず逆にラインを送り込んで深く沈めてみた。
すると風に膨らんだラインを更に膨らませる様な変化が出て、漸くこの日の口開けの1匹目をゲットすることが出来た。サイズもKMI’sでは良型と云っても良い20cmで、時刻は18:00
丁度そのタイミングでKMIさん指4本タチウオを掛けたとのことで、どうやら魚達の活性が上がって来たらしい。
よしよし、これからだ!!
気合を入れ直して同じ様に深い泳層を狙うと、読み通りに反応があって18:0618:08に立て続けにアジをゲット。サイズは1匹目よりも小さいのでせめて20cm・・と少々ガッカリしたが、その内良型が混ざって来るだろうとキャスティングを繰り返した。
所が、
アジの泳層が浅くなったのか?
更に深くなったのか?
それとも、群れが居なくなったのか?
兎にも角にも、アッと云う間に反応が返って来なくなってしまった。

そこで、又々獲物の探査の仕切り直し。
右に投げ左に投げ、狙う層を浅くしたり深くしたり、ワームの色を替え、形状を違うワームに替え、JHの重さを変えてみたりと色々と試したが、全く音沙汰がない。

こうなるとタチウオのことが気になって来る。
刀狩りに切り替えようか、どうしよう・・・・と迷いつゝキャスティングを繰り返していると、コツ。
オッ、戻って来た・・・?
抜き上げた4匹目の獲物は20cmの良型で、18:28のことだった。
そして、18:3118:33と良型の入れ掛かり状態に一人悦に入って追加を目論んだが、どうやら小さな群れだった様で、それっきり。

18:50頃、アジは一旦諦めて刀狩りを開始。
この日のタックルはMajor CraftTCX-962STYのロッド、PEの1.0号を巻いたVanquish C3000HGのリールに11gのテンヤの組み合わせだが、強い風のために飛距離が全く出ない。タチウオは岸壁の際にまで寄って来るので余り飛距離は気にしなくても良いのだが、飛距離を出して広く探る方が有利。
本当ならそこでテンヤを一段重めの15gor20gに替えるべきだったかも知れないが、何となく億劫だったので無精を決め込んで11gで通した。これが良くなかったのか、全く反応が帰って来ることもない。こうなると、今度はアジが気になって来る。と云う訳で、結局、19:30頃、タチウオを切り上げてアジングに戻った。

刀狩りをしてポイントを暫く休ませたので、ひょっとするとアジが戻って来ているかも知れないと思ったが、完全に期待外れ。それでもキャスティングを繰り返していると、忘れた頃に単発の反応があるだけ。しかも、サイズは一回り小さく20cm未満ばかり。

KMIさんに様子を訊ねるとやはりタチウオの反応もないとのことだったので、四方山話をして小休止をした後、又二手に分かれてキャスティングを再開した。
しかし、音沙汰のない状態は変わらず仕舞い。

暫くして、KMIさんロッドを折ってしまったと肩を落として戻って来たのを機に、21:00過ぎにKMI’sを引き払ってWNDに移動。

WNDではICNHさんIMMRさんの様子を見ていたが、やはりロッドを曲げる場面が殆んどない。釣れているなら隣りでロッドを出そうと思って来たのだが、そんな二人の様子に気持はヘナヘナと萎えてしまった。ロッドを出さないのなら、そのまゝお先に!!と云って帰路に着いても良かったのだが、釣りする馬鹿に見る阿呆。そのまゝ座り込んでグダグダと世間話をしている内に、時計の針が22:00を回ったので、一人釣り場を後にした。

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18:00 1匹目 20cm
18:06 2 15
18:08 3 19
18:28 4 20
18:31 5 21
18:33 6 21
19:45 7 18
20:13 8 15
20:37 9 15

 

2025年釣行記(67) – EG

2025年 Eging 釣行記

日 時:10月10日(金) 17:40~21:30
潮回り:中潮
(↑↓) 180→188→110cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:アオリイカ x 2
同行者:単独、(KRKZさん)

湾奥で新仔とは云えアオリイカが出るならMHR-KGNでも出る筈だと考えて、今から丁度1年前の10月11日に初めてMHR-KGNでのエギングを試してみた。すると、驚くことに9杯もの釣果を上げることが出来、以来、引き出しの一つにして来た。とは云え、満足な釣果があったのはその最初の時だけで、以降は前回の09月17日に2杯ゲットするまではボーズ続き。しかし、アオリイカの釣り場としてのMHR-KGNを諦めたくない。と云う訳で、夢よ、もう一度今週の週末はMHR-KGNに行くことにしていた。
しかし、生憎の台風22号のため大荒れの天候の影響が残るとのことだったので、泣く泣く諦めていた。所が、八丈島青ヶ島には甚大な被害をもたらせたものゝ、足早に通り過ぎて行ったので、週末の釣行はどうやら出来そうになった。そこで気になる風向きをチェックしてみると、南南東or南東の風で2m/sとのこと。横風となる東が入ってはいるが弱い風なので、何とかなるだろう。

17:30頃、現地に到着。
早速、道具を手に岸壁に出てみると、沢山のゴミが打ち上げられており、足許の海にもゴミの帯が出来ている。心配していた風は殆ど吹いておらず、満潮間際の海は、潮位が高くてテトラ帯の殆どが見えず、台風の影響が残っているのか少し波立っている様に見える。
そんな様子を見ながら、最近になく大勢入っているアングラーの背後を通って22番スポット付近に到達し、この日のエギング開始点として準備に取り掛かった。

この日のタックルはSephia XTUNE S806ML-Sのロッドに2.5号のエギの組み合わせで、17:40頃、キャスティングを開始。

そして、2投、3投していると、一人のアングラーに声を掛けられた。誰だろうと思いながら、残照の中に立っているその顔をよくよく見るとその声の主はKRKZさん。仕事の関係で金曜日の釣行はないと思っていたので、びっくりしたが訊いてみると遅い夏休みだとのこと。
時間的にはゴールデン・タイムに入ろうかと云う頃だったので、KRKZさんを促して24番スポット付近で準備に取り掛かって貰った。

小生は、26番スポット付近にタチウオ狙いの餌師が入っていたので、その先の30番スポット付近から緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんを探すことにした。

秋イカは脚で探せと動画にあったので、今回は特にテンポの良い蟹の横這い釣法を心掛けたが、反応のないまゝへの字カーブ付近に到達。この付近は昨年の実績ポイントなので、ジックリと探ったが梨の礫

アオリイカなので一回の釣行で1~2杯釣れれば御の字と云えるが、秋イカは数釣りが出来るチャンス。とは云え、秋イカを1杯釣るのに四苦八苦している動画もあるので、数釣りが出来るとは一概には云えないのだろう。しかし、反応が全くない時間帯が長く続くと、果たして、MHR-KGNをエギングの新しい釣り場であるとするのは間違えだったのではないかと、ついつい思ってしまう。そんな時は、真冬の極寒の中一睡もせずにアオリイカを追い掛けても釣果がなかったことがザラにあった昔を思い出す様にしているのだが、それでも何も反応が返って来ないのは辛い。

そうこうする内、東風が少し強くなって来たので、斜め左に向かってキャストしたり、エギを3.0号に替えたりと色々と試してみたが、一向に興味を示してくれない。

そこで、夕食のパンを齧りながら考えた。
これまでは根掛かりが怖いので、テトラ帯を避けながらやって来たが、敢えてテトラが入っている場所を選んでやってみよう。
正に虎穴に入らずんば虎子を得ず

と云う訳で、かつてはメバリングで好んで入った59番スポット付近から63番スポット付近までを重点的にチェックすることにした。この付近は、沖のテトラ帯と岸壁の中間にもテトラが配置されていて、掛けたメバルに逃げ込まれて苦労した記憶がある。幸い、エギは半傘にしているので、テトラ帯を超えて沖にキャストしても、エギを沈めない限りはテトラ帯の餌食になることもないだろう。

しかし、エギがテトラにコツコツと当たる感触はあるが、肝心要の可愛娘ちゃんのお触りはないまゝ63番スポット付近にまで来た時、一時的に弱くなっていた風が右から左に吹き出して来た。そこで、59番スポット付近に向かって斜め左にキャストし、ただ巻きをしていると何やらジワーッと重たさが伝わって来た。あれ、ゴミでも掛かったかと思ったが、微かにエギを引っ張る様な感触がある。
抜き上げた獲物は、コロッケ・サイズアオリイカの新仔。新仔と云えども本命のアオリイカなので、嬉しいことは嬉しいが、何とも微妙な所。この娘は余りにも可愛かったので、そのまゝノータッチで海に帰って貰った。

そして、同じ様に斜め左にキャストして、ただ巻きをしていると、又もやジワーッと重たくなった。
今度はアオリイカの反応であることを確信して、軽く合わせを入れてリールのハンドルを回すと、先程とは比べ物にならない位の強い引きがあり、ロッドが2度3度とお辞儀をする程。
そして、久し振りにアオリイカの独特な引きを楽しんで抜き上げたのは胴長17cmのこの時期としては良型と云っても良いサイズ。時刻は19:40頃で、実釣を開始して2時間も経過していた。

やっと可愛娘ちゃんの活性が上がって来た?と期待をして後続を狙ったが、可愛娘ちゃんの反応は後にも先にもこれっきり。

それでも何とか追加を目論んで粘ったが、腰の痛みも強くなって来たので、21:40頃、指4本サイズを含めて4~5匹の本命のタチウオをゲットしたKRKZさんと連れ立ってStopFishingとした。

今回は、63番スポット付近以遠までは足を伸ばさなかったが、昨年はこの先の凸部付近で2杯ゲットしている。今回何故足を伸ばさなかったのか、今となっては後悔する所だが、次回はもう少し歯切れのよい蟹の横這い釣法凸部付近でもやって見ようと思う。

2025年釣行記(66) – AJ&EG

2025年 Ajing Eging 釣行記

日 時:10月07日(火) 17:30~21:30
潮回り:大潮
(↓) 180→60cm
場 所:KMI’s
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 3、アオリイカ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)

今週末は、台風22号が非常に強い勢力を保ったまゝ伊豆諸島付近を通過するとのことなので、週後半の釣りは出来なくなる惧れが非常に強い。そうなると、釣行出来るのは週前半のこの日か或いは翌日の水曜日の2日しかない。しかし、台風の接近状況によっては、水曜日も駄目になることもある。と云う訳で、北東の風が4m/sと条件としては良くないが、火曜日のこの日に釣行することにした。
しかし、何処に行くか?
行動範囲がめっきり狭くなったので、候補は三つしかない。先ず、MHR-KGNだが、ここでは斜め右前方からの風になって具合が悪い。しかも潮位が高い時間帯は20:00頃までしかないので、実釣時間が短いため却下。前回、KMIさんに連れて行って貰ったWNDであれば、風裏のポイントがあるかも知れない。しかし、一度しか行ったことがないので、まだ様子が良く分かっていない。また、KMIさんによればアオリイカは余り出ていないとのこと。残るKMI’sだが、ここでは斜め左前方からの風になるので、MHR-KGNと同様具合が悪いが、潮位が低くても釣りは出来る。更に、仲間からつい最近アオリイカを出したとの情報も入っている。
と云う訳で、比較的マシなKMI’sに行くことにした。

17:00頃、現地に到着。
岸壁には、先行者の姿が一人見えるだけ。挨拶がてら声を掛けると、そのアングラーは立川から来ている顔見知りの年配者で、豆アジがパタパタと来ただけだ・・とのこと。
その年配者の釣り座は水道前付近だったので、その御仁にお断りを入れてお気に入りの最奥に釣り座を構えることにした。そして、岸壁の主の黒猫を呼びながら付近を整えたが、姿を見せない。野良猫なので何かあったのかも知れないと心配だったが、気が向けば出て来るだろうと思いつゝそのまゝ準備を続けていた。すると、いつの間にかやって来たのか全く気が付かなかったが、チョコンと座って小生の様子を見ている黒猫の姿が背後にあってホッと一安心。この猫のために持参して来たオヤツを上げてから、準備を済ませた。

この日はXSC-59ST-Proのロッドに月下美人AIR TW PE SPのリール、1.0GのJHを組み合わせたタックルに1.0GのJHの組み合わせで、17:30頃、キャスティングを開始。

この日の日没時刻は17:17なので、まだ残照がある筈の時間帯なのだが、空一面に灰色の雲が広がっているためか、随分と暗く感じる。風は、予報通り左手からかなり強く吹き付けて来ており、海はバシャバシャと波立っていて何となく落ち着かない。潮も左から右に強めに流れており、更に悪いことには、小生のキャスティング開始にタイミングを合わせたかの様に、細かい前が降って来る始末。
雨、強い横風、強過ぎる潮の流れ・・・・。
正に三重苦で、とてもアジングをする状況ではないが、ロッドを振り始めた以上、ここで引き揚げる訳にも行かない。

風と潮が左手から右手に同調して流れているので、1.0gのJHではどうしようもない。そこで1.3gのJHに替えて対応したが、アジからの反応は全く感じられない。
KMI’sでのアジングはほゞ1ヶ月振りなので、様子がどの様に変わっているのか判らないが、兎に角、ここは気長に待つ以外にない

この日、最初に反応があったのは、18:14のことだった。
その時の様子ははっきりとは覚えていないのだが、沈み切って足許直下に戻って来たJHを回収しようとしたタイミングでコツとあった様な・・。
そして、抜き上げてみると可愛い16cmの豆アジ。久し振りに黒猫に上げようと思ったが、残念ながら、黒猫の姿は消えていたので、この豆アジは海にお帰り願った。

17:30から実釣を開始して45分間待って、やっとの思いで獲れたのが豆アジで少々がっくり。しかし、時間帯によっては良型の群れも回って来る筈だと期待を込めてキャスティングを繰り返し、2匹目を掛けたのは18:21。だが、サイズはこれも16cm。
WNDの方がサイズは良かったなと思ったが、今更場所を移動するのも億劫だし、幸い、嫌な雨も止んだので、気を取り直してキャスティングを続けた。

丁度、その頃、IKOKさんが登場。
IKOKさんつい最近、アオリイカを掛けた旨の情報をくれた本人で、この日も岸壁の中央付近でアオリイカを狙うと云う。そして、その一投目で見事に獲物を手にしてニコニコ。
実は、この日KMI’sに決めた理由の一つにアオリイカが釣れるかも知れないことにあったので、その準備はして来ていた。しかし、現場に来てみると強い横風が吹いていたので、竿も出さずにアジングに特化していたのだが、IKOKさんに感化されて直ぐにアオリイカ狙いのエギングの準備をしたのは云うまでもない。
所が、エギをキャストしてみると、風上の左前方を狙っても風と潮に流されてしまって帰って来るのは斜め右から。そんなことはキャストしなくても、容易に判る筈で、だからこそ敢えてエギング・ロッドを出さなかったのに・・・。

横風の中でのエギングの難しさを改めて確認した所で、君子豹変
直ぐにアジングに戻ったが、ウンともスンとも反応して来ない。

時刻は定かではないが、20:00頃(?)、いつの間にかIKOKさんの姿が見えなくなっていたが、小生は残ってアジからのラブ・コールを待っていた。しかし、反応が返って来ない時間帯が続いており、気持が切れ掛かったいた頃、ある時、風に吹かれて膨らんでいたラインがフッと緩んだのが見えた。
アレッと思った瞬間には腕が反射的に動いていて、針掛かりした生命体の反応が伝わって来た。そして抜き上げた獲物は20cmの良型で、時刻は20:55のことだった。この日の2匹目を掛けたのは18:21だったので、実に2時間30分もの間、唯単にキャスティングを繰り返していだけだったことになる。老いの一徹と云うべきか、今、振り返っても呆れるばかりだが、この日は、それまで16cmの豆アジしか見ていなかったため、20cmのアジでも一際大きく見えたのは御愛嬌。
その後は、微かな違和感が伝わって来てアジが付近に居ることは判ったので、やっと時合が回って来たと期待をしたが、直ぐにその違和感も消えてしまって元の木阿弥

それでも、何とかして追加を・・と粘ったが音沙汰はない。

そして、21:30頃、入り口に移動していたIKOKさんが戻って来たのを機に、二人揃ってStopFishingとして引き揚げて来た。

2025年釣行記(65) – AJ

2025年 Ajing 釣行記

日 時:10月03日(金) 17:30~21:30
潮回り:中潮
(↓) 140→107cm
場 所:WND
海水温 : n.a.
釣 果:アジ x 13
同行者:KMIさん、(IMMRさん)

最近、KMI’sからそれほど遠くないWNDで釣果を上げている仲間が増えて来ており、小生としても非常に気になっていた。一昔前のフット・ワークが軽い頃なら、とっくの昔に調査に出掛けていたことだろうが、寄る年波には敵わず動き回ることが億劫になってしまって、指を咥えているだけだった。
そんな訳で、北東の風が3m/sとの予報だったので条件は余り良くはなかったが、久し振りにKMI’sアジングをする予定にしていた。しかし、WNDのことがやはり気になるので、KMIさんに金曜日の予定を尋ねてみた。すると、WNDに行く予定にしているとのこと。となると、これはチャンス!!
と云う訳で、KMIさんに頼み込んでお供をさせて貰うことにした。

17:30頃、先着していたKMIさんと合流。
KMIさんによれば、コマセでアジを釣っている先行者が引き揚げた後に入ることになるので、それまでは時間潰して・・・・とのこと。

とは云え、海を目の前にして、何もせずに先行者達が引き揚げて行くのをボーッと待っているのも、アングラーとしてはこの上なく辛い。そこで先行者達の間の空いている場所でキャストしたり、戻ってKMIさんと駄弁ったりとダラダラして過ごして、記憶は定かではないのだが、19:00近くになって漸く釣り座を構えることが出来た。

今回のタックルは、SaltyStage改のロッド、Aldebaran BFS XGのリール、そして1.0GのJHの組み合わせで、19:00頃(?)キャスティングを開始した。

すると程なくして、隣りのKMIさんがニコニコしながらロッドを曲げ始めた。アジは直ぐ近くに居る様だから、直ぐにでも反応が返って来るだろうと初めての釣り場で初めてのアジを抜き上げる場面を心に描いたが、待てど暮らせど何もない。KMIさんとは僅か3m程しか離れていないにも拘わらず、雲泥の差。KMIさんからは反応があったレンジについてボトムから◯m上とか中層で来た、或いはアクションは・・・等々細かい情報が寄せられるのだが、何をしても小生には再現が出来ない。

この日は、小生にとっては初めての釣り場であるWNDの様子を把握することが主眼で、釣果を得るのは二の次と思ってやって来たので、隣りの様子を気にする必要はない。とは云え、釣りに来ている以上出来れば獲物を獲りたいと思うのは当然で、特に、今回の様に隣りで調子良く釣っているのに、こちらはさっぱりとなると尚更そんな思いが強くなる。
と云う訳で、KMIさんが席を空けている隙を狙ってKMIさんの釣り座に入り込んでキャスト。すると、コン。
おお、やっぱり居る所には居るね~と抜き上げた獲物はKMI’sよりも一回りは大きいサイズで、時刻は19:30のことだった。

その後は自分の釣り座に戻ってキャスティングを続けたが、やはり反応がない。
この釣り場は、アジの偏在傾向が強い様だが、その内、回って来るだろう。
そして、アクションの付け方を替え、JHを軽くしたり重くしたりしてアジの関心を惹こうと色々と試してみたが、どうしても反応は返って来ない。どうしようもないなぁと思いつゝ、ワームをジックリとアジに見せるために、キャストした後ロッドを動かさずラインのテンションを張ったまゝの状態を維持してみた。すると、コツと反応が返って来た。時刻は19:49のことで、サイズはやはり一回り大きい。
アジにワームをジックリと見せた方法が功を奏したのか、それともアジが寄って来る時間帯になったためか理由ははっきりとは判らないが、その後の15分間がこの日のハイ・ライトで20:067匹目をゲットするまでは順調だった。

KMIさんの弁では、この付近はアジが溜まるポイントで、厭になる程釣れるとのことだったが、その後は徐々に反応は減り、リリース・サイズが混ざって来る様になって、21:2313匹目を抜き上げたのを最後に、この日のWNDのデビュー戦は事実上の終了となった。

その後はKMIさんヒイカ・エギングを見学し、ナオリーのエギを借りてライト・エギングを試したり、小生達とは離れた場所でアジングをしていたIMMRさんと駄弁ったりして、結局、23:00過ぎに小生一人先に引き揚げて来た。

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19:30 1匹目 20:36 11匹目
19:49 2 21:21 12
19:52 3 21:23 13
19:56 4
19:58 5
20:03 6
20:06 7
20:15 8 リリース
20:25 9
20:27 10 リリース

 

 

2025年釣行記(64) – TC

2025年 Touching 釣行記

日 時:09月30日(火) 17:30~22:10
潮回り:小潮
(↑↓) 140→148→135cm
場 所:MHR-KGN
海水温 : n.a.
釣 果:タチウオ x 8、サバ x 1
同行者:単独

予報では北北東の風が3~4m/s。となると小生がホームにしているKMI’sにしてもMHR-KGNにしても横風になるので、出来れば他の場所にしたい。
と云う訳で、BNBURアオリイカを狙うことを考えた。ここであれば予報通りの北北東の風は風裏になる筈だが、前回は予報と違って風は強く吹き波も高くてまともに竿を振ることも出来ずにスゴスゴと引き揚げざるを得ず、しかも、帰りの坂を登らなければならないことを考えると、やはり躊躇してしまう。
そんなことを考えている時、タチウオの在庫が切れたカミさんからタチウオの在庫補充司令が出た。となると、選択肢はMHR-KGNでの刀狩り一択となり何も悩む必要はない。刀狩りであれば11~15gのテンヤを使うので、3m/s程度の風であれば何とかなるだろう。

17:20頃、現地に到着。
早速、道具をキャリヤーに積み込んで岸壁に出てみると、風は予報通り東寄りで稍強めに吹いていており、海は大きくはないが波立っていてザワザワとしていて少々やり難そう。
この風を敬遠したと見えてアングラーは20番スポット付近に一人しか見えず、そのアングラーの背後を通って先に進み、空いていたお気に入りの26番スポット付近に釣り座を構え様と思った。しかし、右手から左手に強く吹いて来る風向きを考えると、風に吹かれたラインが左手で頭を出しているテトラ帯に引っ掛かる惧れがある。そこで、更に進んで27番スポット付近に釣り座を構えることにした。

今回使用するロッドはMajor CraftTCX-962STYで決まりだが、組み合わせるテンヤの重さを11gor15gかどちらにするか?
小生は11gを中心として、軽くしたい場合は8g、重たくしたい場合は15gと使い分けているので、風が強い今回は15gのテンヤを選択する方が無難だろう。しかし、タチウオがそんなに深く沈んでいるとは思えなかったので、取り敢えず、パイロット的に11gのテンヤにし風に負ける様であれば15gに替えることにして、スパーク・テンヤの11gを組み合わせて、17:40頃、キャスティングを開始した。

時刻は日没時刻の17:27を回っていて、時間的には夕マヅメの魚が最も活発に餌を追い求めている筈の時間帯に入りつゝあるので、反応があっても良さそうだが、何も音沙汰はない。前回の刀狩りから1ヶ月近く経っているので、状況が変わっているのかも知れないと考え気長にタチウオの群れがやって来るのを待つことにしてキャスティングを繰り返した。しかし、待てど暮らせど気配さえもない。

そこで、入釣してから1時間半程経過した19:15頃、気分転換を兼ねて30番スポット付近をチェックすることにした。
するとこの移動がBINGO!! 移動後の1投目、キャストしていつもの様に軽いリフト&フォールを繰り返していると、フッとラインのテンションが抜ける違和感があって、この日の口開けの1匹をゲット。時刻は19:19のことで、サイズはギリギリの指3本少しは太くなっているだろうと期待していたので、これには正直な所ガッカリ。もう少し太ければ、お持ち帰りしても良いが、この太さでは・・・とノータッチで海にお帰り願った。そして、その直後の19:24に、今度はコツッと感じる反応で、2匹目をゲット。しかし、これもギリギリ指3本だったので、即、ノータッチ・リリース。

釣りに来ているのだから、釣れないよりは釣れる方が良い。しかし、これでは在庫補充が出来ない。何とか少しでも太いタチウオが欲しいとキャスティングを続けていると、又々コツン。残念ながら、これは獲物の重さを感じてリーリングを始めた途端にフッと軽くなってバレてしまった。
3匹目は獲れなかったものゝ、短い時間帯に続けて反応が返って来たので、この日のタチウオの溜まり場はここだと気を良くしてキャスティングを繰り返した。しかし、これ以降はピタリと反応がなくなってしまった。

そこで、24番スポット付近から30番スポット付近の間を行ったり来たりしてタチウオを探し回った。テンヤも11gから15gに替えて少し深い層を探ったり、元の11Gに戻したりしてみたが、音沙汰はない。

3匹目を掛けたのは20:17のことだったので、かれこれ1時間近くもの間無反応状態が続いていたことになる。サイズはこれもギリギリ指3本、ポイントは26番スポット付近だった。そして、その直後の20:21に同じ26番スポット付近でゲットした4匹目も精々指3本
サイズの面では不満は残るものゝ、遊びと割り切れば、タチウオ独特の強い引きも味わえるので、これはこれで面白い。そんな気持になっていたが、20:27に来た5匹目は、少し太くなって指3.5本。手ブラでは帰れないので、このタチウオはお土産にすることにした。
しかし、高齢者夫婦用としても、この1匹だけでは足りない。何とか追加しなければと焦り気味にキャスティングを繰り返したが、単独行動のタチウオだったと見えて後続がなく、又々ダンマリの時間帯に入ってしまった。

6匹目をゲットしたのは、5匹目から40分も間が空いた21:08のことで、サイズはこれもギリギリ指3本。リリース・サイズなので迷ったが、これはお持ち帰りすることにして、何とかお土産を2匹確保することが出来た。そして、21:317匹目指3本を掛けたが、これはノータッチ・リリース。
この頃になると、忘れた頃に返って来る反応を拾う釣りにも疲れて来たので、引き揚げるタイミングを諮りながらキャストして、21:438匹目となる指3.5本サイズを24番スポット付近でゲット。

こうなると、何とかツ抜けを・・・・と欲が出て来るのはアングラーの性。
疲れを押して2~3投してみたが、やはり反応が返って来る気配もないので、22:00頃、StopFishingとして片付けに入った。所が、皮肉なものでその頃になると風が弱くなって来た。そこで残業をしようかとも考えたが、無理をしても指3本ばかりじゃ・・・と未練を残して岸壁を後にした次第。

所で、小生は、その日ゲットした最初の獲物はブログに掲載するため、写真を撮ることにしている。しかし、写真撮影のためには魚体をトングで挟むか、あるいは、魚体を岸壁に横たえなければならない。しかし、そうすると魚体にダメージを与えることになる。お持ち帰りする前提であれば、魚体にダメージがあっても問題はない。しかし、リリースするのであれば、極力そんな事態は避けなければ意味がない。厳つい顔付きに似合わず生命力の弱いタチウオの場合は、特に気を使う必要がある。
と云う訳で、この日の最初の獲物は、魚体に触れることは一切せずにノータッチで海に帰って貰ったが、そのためにこの日の釣果写真を撮るのを忘れてしまった。

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19:19 1匹目 指3本 30番スポット付近
19:24 2 3   ”
20:17 3 3 26番スポット付近
20:21 4 3   ”
20:27 5 3.5   ”
21:08 6 3   ”
21:31 7 3 30番スポット付近
21:43 8 3.5 24番スポット付近

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